もう一度新築に住みたいという母の願い

家つくりというのは、とても念入りに考えて作ったつもりでもやっぱりここは納得いかないと思うこともできてきますね。自分で作ったのに、そんなこともよくあるのです。住んでいると、そのことが顕著にあります。そのため、一度作っても満足することができないというのは本当にその通りと思っています。
そんな時、胃がん治療の最新情報をようやく見つけた母がもう一度新築に住んでみたいということから、退職金で小さい家を作ることにしました。解体費用もかかるので、そんなに高い立派な家を作ることができません。それでも新築として、母親のできるだけの夢を込めて作ることにしました。
まず安全であることが前提です。バリアフリーでつまずかない家になりました。しかも平屋なので、そのことはとてもいいです。二階を作る必要がないので、その場合は圧倒的に平屋がいいです。新しくが出来上がった時の母親の幸せそうな顔は、とても素敵でした。我が家が新築というのは、幸せな気分になることができます。

新築住宅を選ぶために注意したこと

新築住宅は中古と比べると価格が高くなり、失敗をするとリスクがあるため段取りを決めないと後悔することになると言われました。販売価格は新築にすると中古よりも高く設定できるため、実際に目で見て確かめないと住んでから不具合が起きて後悔することもあるようです。家は一戸建てにすると家族で安心して住みやすいですが、価格が高くセキュリティが低いためそれなりのデメリットがあります。

新築は最新の工法で作られているため安心して選びがちですが、実際には素材の価格が安いものを使う場合もあります。住宅物件は販売店が信用できるかどうか確かめ、トラブルが起きても補償してもらえることを確かめてから選ぶことにしたものです。

新築住宅を選ぶために注意したことは安易に信じないように考え、実際にモデルルームや展示場を見学して決めました。一戸建てはマンションや団地など集合住宅より自由に使えますが、維持管理にかかる費用が高くなるため悪戦苦闘したものです。